衛星歴10年:2004年9月〜2005年8月

「第五長谷ビルのコックピット」

日程:2004年9月18日〜10月11日
会場:第五長谷ビルB1F


50席限定の可搬型劇場を、オフィス街のど真ん中、四条烏丸の空きテナントに出現させ、『劇団衛星のコックピット』新旧3本一挙上演。
加えて、その小空間で様々な劇団の作品やパフォーマンス、映画上演なども行った「劇団衛星の文化祭典」。
3週間強の間、会場では昼から夜まで様々なプログラムが繰り広げられた。

劇団衛星の上演作品

作・演出

蓮行

『劇団衛星のコックピット』

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子 金田典子 小島聡太 蓮行 坂口修一 大木湖南(ニットキャップシアター)
映像出演:大川豊(大川興業) 門脇俊輔(ニットキャップシアター) 田実陽子 窪木亨(電視游戯科学舘)


『劇団衛星のコックピット・コンセプト2〜人民的事情〜』

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子 金田典子 蓮行 坂口修一 窪木亨(電視游戯科学舘)
映像出演:大川豊(大川興業) 西川のりお(吉本興業) 門脇俊輔(ニットキャップシアター) 田実陽子


『劇団衛星のコックピット・コンセプト3〜プレゼンテーション〜』

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子 金田典子 小島聡太 蓮行



そのほかの出演団体


ワンダリングパーティー(芝居)
チムチムサービス(クラウン芝居)
インフィニットガーデン(芝居)
土の会(芝居)
峠佑樹(ダンス)
Paorett(ポエトリーリーディング)
“NEXT”(芝居)
HANAFUBUKI(芝居)
ハラダリャン(芝居)
+映画プログラム

企画全体のスタッフ

舞台監督:小島聡太
宣伝美術:清水俊洋
制作:植村純子 アッコ=スン
アソシエイトプロデューサー:やすなみずほ(Ca・Ballet)
アーツマネジメント:川南恵(ネットワークユニットDuo)
プロデューサー:原田拓朗

主催:劇団衛星

プレミアム公演「450席のコックピット」

日時:2004年10月16日
会場:京都市東部文化会館ホール



出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
金田典子 小島聡太 蓮行 
坂口修一 山口吉右衛門(劇団飛び道具)

映像出演:
大川豊(大川興業)
門脇俊輔(ニットキャップシアター)
田実陽子 窪木亨(電視游戯科学舘)

新しい町のステージ 地域文化会館フランチャイズ化事業市民公開公演。
この年、劇団衛星は京都市文化会館フランチャイズカンパニーとして活動。
その公開公演として、コックピットの劇場版プレミアム公演。
箱形劇場のコックピット部分を、舞台上に展開し、「劇団衛星のコックピット」のホール特別バージョンとして上演した。

学校公演「珠光の庵〜草の巻〜」

日時:2004年10月
京都市立加茂川中学校・京都市立烏丸中学校



作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
蓮行 金田典子 佐藤健大郎

スタッフ

小島聡太 植村純子 アッコ=スン

学校の体育館にて、体育館バージョンを上演。
「第五長谷ビルのコックピット」を上演している期間に、劇団衛星の演目を上演していない日にこの上演を行った。狂気の沙汰ではない…
(この上演に出かけている間、第五長谷ビルは別のスタッフが運営を担ってくれていた。)

「東京駒場のコックピット」

日程:2004年10月28日〜11月7日
会場:こまばアゴラ劇場



コックピット祭りの東京公演。可搬型劇場を、今度は東京の劇場の中に入れてしまっての上演を行った。
関西から一緒に行った団体と東京の劇団も一緒に、2週間弱の「文化祭典」を東京でも開催。

劇団衛星の上演作品


『劇団衛星のコックピット』
『劇団衛星のコックピット・コンセプト2〜人民的事情〜』
『劇団衛星のコックピット・コンセプト3〜プレゼンテーション〜』

そのほかの出演団体

Ele-C@(芝居)
ベビーピー(芝居) 土の会(芝居)
Paorett(ポエトリーリーディング)
チムチムサービス(クラウン芝居)

主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
企画・製作:劇団衛星 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

北区のコックピット

日時:2004年12月
会場:北とぴあ


北区こども劇場の例会公演として「劇団衛星のコックピット」を上演。この上演を持って、コックピット第1期の活動を終了。
コックピット初号機は、夢の島に眠ることになった。(のちに、二号機を製作して、この作品の再上演をすることになる。)

学校公演「珠光の庵〜草の巻〜」

日時:2004年12月
京都府立鴨沂高等学校


作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
蓮行 金田典子 高杉征司(ワンダリングパーティー)

「珠光の庵〜行の巻〜」大阪公演

日程:2005年1月21日〜23日

会場:大阪市立青少年文化創造ステーション
(KOKO PLAZA)7F 和室



作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
蓮行 金田典子 佐藤健大郎

スタッフ

舞台監督:小島聡太
監修:十菱元宏
器制作:日下部陽平 (遠州華道会本部) 鈴木純子(京都市立芸術大学陶芸科)
衣装:黒木陽子
小道具:岡嶋秀昭
宣伝美術:紙本明子 井上良子
制作:植村純子 アッコ=スン 福原加奈 山下博美
アソシエイトプロデューサー:やすなみずほ(Ca・Ballet)
アーツマネジメント:川南恵(ネットワークユニットDuo)

大阪公演は、初演時よりもさらに狭い14畳の和室での上演で、より綿密な味わいのある公演となった。
作品を取り巻く環境により味わいが異なる、まさに一期一会の楽しみを実感した。

「珠光の庵〜行の巻〜」奈良公演

日程:2005年2月13日
会場:なら100年会館中ホール



作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
蓮行 金田典子 佐藤健大郎

スタッフ

舞台監督:小島聡太
監修:十菱元宏
器制作:日下部陽平 (遠州華道会本部) 鈴木純子(京都市立芸術大学陶芸科)
衣装:黒木陽子
小道具:岡嶋秀昭
宣伝美術:紙本明子 井上良子
制作:植村純子 アッコ=スン 福原加奈 山下博美
アソシエイトプロデューサー:やすなみずほ(Ca・Ballet)
アーツマネジメント:川南恵(ネットワークユニットDuo)

主催:財団法人奈良市文化振興センター

400席のホールバージョンにて上演。
舞台上で上演して、後半のお茶会シーンでは、一部の観客に舞台上に上がってきてもらって参加いただくホール特別バージョンであった。
裏千家淡交会奈良支部のご協力で、ロビーでは立礼のお茶席も設けられた。

主催:財団法人奈良市文化振興センター

3月実験劇場『蜻蛉』

日程:2005年3月4日〜6日
会場:京都市東山青少年活動センター



松田正隆

演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子
国本浩康(電視游戯科学舘) 中山このみ(劇団SFP) 出口結美子

スタッフ

演出補:植村純子
舞台美術:西田聖
照明:芝秀行
音響:小島聡太
宣伝美術:紙本明子
制作:植村純子 アッコ=スン

共催:(財)京都市ユースサービス協会
主催:劇団衛星

京都の大先輩・松田氏の作品に挑む第二弾。

『珠光の庵〜行の巻〜』宇和島公演

日程:2005年7月15日〜17日
会場:法寶山 佛海寺(愛媛県宇和島市)



作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子 蓮行
宮嶋ユオリ 佐藤健大郎

スタッフ

舞台監督:小島聡太
茶道監修:十菱元宏
器制作:日下部陽平 鈴木純子
制作:植村純子 アッコ=スン

初めての関西外での「珠光の庵」公演は、四国・愛媛県に。
この後各地へ津々浦々で公演をすることになるが、その第一歩となる記念すべき公演。
普段の公演では同年代の観客が中心だが、この公演では年配の方々も多数足を運んでいただき、茶道というテーマの奥深さを感じた。

『珠光の庵〜行の巻〜』松山公演

日程:2005年7月18日
会場:アート蔵&西性寺(愛媛県松山市)

作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 ファックジャパン 黒木陽子 紙本明子 蓮行
宮嶋ユオリ 佐藤健大
主催:まつやま「ごまの会」
共催:NPO法人カコア
協力:まつやまアーツマネジメント 劇団P.Sみそ汁定食 劇団無限蒸気社

三津浜アートの渡し「おもてなし」のプログラムで行った公演。
宇和島公演の翌日に松山へ移動する、ハードなスケジュールでの公演だったが、南国の温かいおもてなしの精神に迎えられ、「来て本当に良かった」と毎日しあわせを噛み締めた旅だった