黒木陽子の「私はこんな海外ドラマを見てきた」vol.23
百人一首に斬られる アニメ『ちはやふる』

2018年あけましておめでとうございます!

お正月といえば、これ!



『ちはやふる』(末次由紀、作 漫画2007-、アニメ 2011-12,13)

綾瀬千早は、小学生の頃福井から転校してきた綿谷新に教えられた競技かるたにハマり、イケメン幼馴染の太一と三人でチームを組んで戦って、よりかるたバカになる。高校でも全国高校選手権に出て新と再会する為、また、夢である日本一のクイーンになるべく、かるた競技部を設立。愉快な仲間たちとかるた日本一を目指すのだった…。そこにに、千早をめぐる新と太一の微妙な三角関係、チームメイトや対戦相手の個人の事情がいろいろ絡んでいくのだった。

すみません、見てのとおり、海外ドラマではなく実写でもなく、アニメの方です。いやもうほんとにね、面白いんですよ。小学生・中学生の時にほんのり覚えて、そしてこの読み物コーナーの前の前の連載『百人一首を斬る』で取り上げたあの百人一首にこんな側面があったとは!スポーツなんです。頭を使った。もう、上の句を読んでゆっくり下の句さがして取るようなのんきなもんじゃなくてですね、ジャージ履いて、上の句の一文字め読んだか読んでないかわからんくらいのスピードで札を取るという、もっと変態的なゲームなんですよ。(詳しくはYouTubeか何かで競技かるたの様子をご覧ください。)

ほいでもって、このアニメを見てずっと「わたしもやってみたーい!」と思っておりまして…本日その夢が叶ったのでした。最近お仕事をいっしょにしているUさんが、かるた部出身者だということが判明しまして、やってみたーいと伝えたところ開催の運びとなったのでした。
そしたらめちゃくちゃ面白かったのだ!全然アニメとは違ったけど。



記憶力フルで使って、途中Uさんからまだ取られていない札のおさらいや、敵味方関係なく上の句を教えあったりして、全然レベル低かったけどさ!『ガラスの仮面』じゃなくて『ちはやふる』読んでたら多分かるた部入っていたよね。ふふふ。

皆様も、来年のお正月に是非お試しください。