『あなたの知らない三国志の世界』
 第一回「軍隊のたべもの」

ユニット美人の三国志シリーズ終了まで、全国に住むのは休止して、
三国志にまつわるあれこれを考えます!

つい最近まで私は戦争について、間違えた認識を持っていた。
私の戦争の間違えた認識↓
私の戦争の間違えた認識
国を出たら基本戦場まで一直線。簡単な生活必需品や食べ物は全部持って戦闘。

たぶん正しい戦争の認識↓
たぶん正しい戦争の認識
ベースキャンプまで食べ物やその他生活必需品を運ぶ。戦場に持って行く食べ物は生活必需品は、ほんとに最低限。戦場で敵を殺したりして、キャンプを設置してもよい状態にしたらキャンプを移動。→陣地を広げる

ベースキャンプとか名前は知っていたけど、いまいちよくわかってなかった。
「偉い人や負傷した人を泊めるところかな?」とか、思っていた。

「私…戦争がなんだかちっともわかっていないんだわ…」

ナウシカみたいやね!

20世紀の戦争なら補給基地とかありそうだけれども、戦国時代とか、ましてや三国志の時代の戦争もそうだとは思っていないかった。
そういや、三国志でも、よく食料を燃やされたり、補給を断たれたりしてたな。

そりゃ、城を守る方が有利なはずだ。

なんでわざわざそんな大変な思いをしてまで…。
現地で調達しようにも、戦火のせいでまともに買い物できないだろうし。
なんでわざわざ…

…まあいい。三国志のお芝居を作ると同時に、戦争がなんだかわかっていこうじゃないか!
人の基本は衣食住。まずは食べ物から。

そんなわけで買ってみた↓
レーション
軍隊の食べ物のことを“レーション”って言うらしい。

結構なお値段↓
結構なお値段
体験版的な、大人の科学的なセットだったのでね、この値段なんだろうか。
もうちょっと、パサパサしたクッキーみたいなのを食べてみたかったんだけれど、探しきれなかった。
なんでも、レーションが美味しい国は弱いらしい。

袋を空けるとこんな感じ↓
袋を開けると

ふつうにレトルト↓
普通にレトルト

同封されている発熱材を袋のそこにセットして水を注げば…↓
水を注げば

あわわ!ぶくぶくいいだしたよ!↓
ぶくぶくいいだした

あちっ!↓
あちっ


30分待つ(写真はパッケージのアメリカ兵(多分))
パッケージのアメリカ兵(多分)

「おなかがすいたよー」

できました↓
できました

試食!↓
試食

敵が来た!伏せろ!↓
伏せろ

三国志のキャスト・スタッフで美味しくいただきました。↓
美味しくいただきました

「へー」「カロリーとか、書いてませんね」「お試し品みたいなもんだからね…」
和気あいあいとする一同。↓
和気あいあいとする一同

味は普通に美味しかったです。科学雑誌のふろくのような、発熱のしかけにはときめいたけれど、実際の軍隊のパッケージにはそんなものないだろうし、100均でごはんとレトルト買ってもいっしょだったな…と思うと「ぼられた!!」というのが今の正直な気持ち。

そして、パッケージのアメリカ軍のキャンプらしき写真もそうだけど、ご飯を食べている時、人は和やかになるし、気も緩むので、戦争になったら、まずキャンプ地を攻めるのが一番効果的なんじゃないだろうか。

は!…そういや三国志の野戦は、だいたいそんな感じだった!

「私…戦争がなんだかちっともわかっていないんだわ…」

ナウシカ再び。